給付型 Q&A

10月に行われる支給額の見直しで、第2区分から第3区分になりました。「学費の減免」にも影響はあるのですか?(大学生 女子)

影響はあります。日本学生支援機構の給付型奨学金と学費の減免の支援区分は、適格認定(10月の収入による支給額の見直し)で連動します。つまり、学費の減免においても第3区分に見直されて、授業料の負担が実質的に増えることになります。保護者とも相談し、在学採用で貸与型奨学金を利用するなど対策を立てることが大切です。

私は給付型奨学金を利用する生徒・学生に向けて、このような事態に備える意味で最初から第2種貸与型奨学金(有利子)を併せて活用することをすすめています。第2種貸与型奨学金(有利子)の分については、できるだけ使わずに手元に置いておき、結果的に使わなければ卒業後に一括(繰上)返済する原資にしてはいかがでしょうか。

※第2種貸与型奨学金(有利子)は、在学中には利息がかかりません。